就活中の大学生が「投資家になる」と言い出したら要注意
SNSや知人を通じて広がる“お金を預けるだけ”の投資詐欺が増えています。
疲れた様子や「お金がない」という言葉は、危険のサインかもしれません。
子供を守るために、親が知っておくべき兆候と具体的な対策を解説します。
子供が巻き込まれる投資詐欺の兆候と親ができる対策
「大学生の子供が、急に投資家になると言い出した」
「知らない人にお金を預けて運用してもらっているらしい」
「最近どんどん疲れていて、お金がないと言っている」
こうした状況に不安を感じ、「大学生 投資詐欺」と検索される親御さんは少なくありません。
就活中の大学生は、投資詐欺のターゲットになりやすい時期です。
将来への焦りや不安を抱えながら、「早く稼ぎたい」「成功したい」という気持ちが強くなるからです。
この記事では、就活中の大学生が巻き込まれやすい投資詐欺の特徴と、親が気づける兆候、そして取るべき対策をわかりやすく解説します。
なぜ就活中の大学生が投資詐欺に狙われるのか
就活中は、人生の分岐点に立っている時期です。
周囲が内定を取り始める中で焦りを感じたり、「このままでいいのか」と不安になったりすることもあります。
そこに現れるのが、
「会社に縛られずに稼げる」
「若いうちから資産形成できる」
「プロが代わりに運用してくれる」
といった甘い言葉です。
特に増えているのが、お金を預けて運用してもらうスタイルの投資詐欺です。
SNSや知人の紹介でつながり、「任せておけば増える」と信頼させ、資金を振り込ませます。
仕組みは曖昧で、具体的な説明はほとんどありません。それでも「成功している人」の演出により、疑いにくくなってしまうのです。
【事例】大学生の子供が投資家になると言い出したケース
ある家庭では、就活中の息子さんが突然「投資家になる」と言い出しました。
最初は前向きな挑戦だと思い、親御さんも応援していました。
しかし、次第に様子が変わります。
常にスマホを気にし、表情が疲れている。
お金がないと言い出し、家族との会話も減っていきました。
問いかけると、「知り合った人にお金を預けて運用してもらっている」とのこと。
今は一時的に減っているだけだ、と説明していました。
しかし実態は、実在しない個人運用グループ。
典型的な大学生を狙った投資詐欺でした。
大学生が巻き込まれる投資詐欺の特徴

1. 「絶対に儲かる」と言う
- 元本保証
- リスクゼロ
- 確実に増える
投資に「絶対」はありません。
2. 仕組みがよくわからない
- 専門用語ばかり
- 詳細な説明を避ける
- 書面がない
説明が曖昧な投資は危険です。
3. 早く決断させようとする
- 「今だけ」
- 「限定枠」
- 「今日中に」
冷静に考える時間を奪うのは詐欺の常套手段です。
子供が投資詐欺に巻き込まれている兆候
親が気づきやすいのは、日常の小さな変化です。
急にお金の話を避けるようになったり、借金を隠したりする場合は注意が必要です。
また、新しい人間関係が急増したり、SNSで投資関連の投稿が増えるケースもあります。
精神面では、焦りや不安が強くなり、疲れた様子を見せることもあります。
その直感は、決して間違いではありません。
親がやってはいけない対応
- 頭ごなしに否定する
- 強く問い詰める
- 「だから言ったでしょ」と責める
詐欺被害に遭っている子供は、精神的に追い詰められています。
まずは「話してくれてありがとう」と伝えることが第一歩です。
子供が投資詐欺に遭ったかもしれない場合の対処法
被害が疑われる場合は、感情的にならずに状況を整理しましょう。
まず、やり取りや振込履歴などの証拠を保存します。
スクリーンショットも必ず残してください。
そのうえで、消費生活センターや警察のサイバー犯罪相談窓口など、専門機関へ早めに相談しましょう。
必要に応じて、詐欺被害に詳しい弁護士に相談することも有効です。
相手の素性が分からない場合や、グループの実態が不透明なときは、事実確認が重要です。
本当に実在する人物なのか、経歴に嘘はないか、他にも被害者がいないかを調べることで、取るべき対応がはっきりします。
特に注意したいのは、「今追加で払えば取り戻せる」という二次被害です。
これ以上の支払いは絶対に止める必要があります。
投資詐欺を未然に防ぐために親ができること
日頃からお金や投資の話題をタブーにせず、相談しやすい関係を築くことが最大の予防策です。
投資には必ずリスクがあること、
「絶対に儲かる話」は存在しないことを共有しておくだけでも、防御力は大きく高まります。
大学生の子供が「投資を始めたい」と言ったときこそ、一緒に調べる姿勢が重要です。
まとめ|大学生の投資詐欺は他人事ではない
就活中の大学生は、
- 将来への焦り
- 経済的不安
- SNSの影響
から、投資詐欺のターゲットになりやすい状況にあります。
早期発見と冷静な対応が、被害拡大を防ぎます。
子供を守れるのは、
一番近くにいる親の気づきです。