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家族

「家族・親族問題|探偵による調査の方法と依頼するメリット」

概要 / overview
家族の間で起こる問題は、他人同士のトラブル以上に複雑で、心を深く傷つけることもあります。
相続や金銭のもつれ、介護の負担、突然の失踪、さらにはDVやモラハラのような暴力まで、共通するのは「家族だからこそ大ごとにしたくない」という葛藤です。
表立って誰かに相談すれば「関係が崩れるかもしれない」「報復されるかもしれない」と思い、動けずにいる人も多いでしょう。
解決の糸口を見つけられずに苦しむ人は少なくありません。

家族間の問題こそ、冷静に状況を整理し、客観的な視点から向き合うことが大切なのです。

この記事では、「主な家族問題と探偵の調査法」「探偵に依頼するメリット」を紹介していきます。

目次

家族の間で起こり得る問題と探偵の調査法

家族間のトラブルは、身近な存在だからこそ複雑に絡み合い表面化しにくいうえに、深刻化しやすい特徴があります。
感情的なしこりや恥ずかしさから外部に相談できず、解決が長引くケースも多いです。
ここでは、代表的な家族間の問題と探偵の調査方法について紹介していきます。

金銭問題

家族間での金銭の貸し借り・家族名義の口座やカードの不正使用・名義を悪用した借金・生活費や資産の使い込みなどは、信頼関係を大きく損なう原因となります。
「返してほしい」と言いづらい、あるいは「借りた覚えはない」という認識のずれが生じることも少なくありません。
特に、金銭の扱いは証拠がなければ主張がとおりにくいため、感情的な対立が長引くケースが多いです。

探偵による調査法

相手の金銭感覚・不審な出入りや接触相手の確認・資産の隠匿状況・相手の経済状況などを徹底調査します。
これにより、金銭の流れや不正行為の事実を裏付ける証拠を入手できます。

相続問題

遺産分割や遺言書の審議・不平等な財産分配をめぐる争いは、兄弟姉妹や親族間の対立を招きやすい問題です。
生前の話し合い不足や誤解、不動産・お金の分配の不公平感が火種になることが多く、「家族だから話せばわかる」という期待が裏切られるケースも珍しくありません。
水面下での不正な資産処分や遺産隠しは、発見が遅れると取り返しがつかない場合もあります。

探偵による調査法

遺産や不動産の隠匿先・不審な資金の移動・関係者の行動や接触記録を徹底調査します。
相続トラブルの背景や事実を明らかにし、法的手続きを有利に進めるための証拠が得られます。

介護問題

高齢者の介護をする際、誰がどの程度関わるか、費用や労力をどう分担するかをめぐって家族間で摩擦が生じやすくなります。
特に、兄弟姉妹間で負担が偏ると、不満が積み重なっていきます。
介護疲れや経済的負担が限界に達すると、関係そのものが破綻してしまうこともあるでしょう。
また、介護者による虐待や金銭搾取といった深刻なケースも存在します。

探偵による調査

介護現場の様子を確認するための張り込みや撮影・金銭の流れや関係者の行動調査・聞き込みを行います。
介護放棄や不適切な対応・金銭の不正利用などを証拠として残すことで、問題解決や第三者機関への相談を後押しします。

男女問題

配偶者や同居家族の不倫や浮気といった男女問題は、家庭全体の信頼関係を大きく崩し、離婚や別居に発展することもあります。
慰謝料請求や離婚を選択する場合も、再構築や浮気相手への接触禁止の要求をする場合も、不貞行為の決定的証拠が必要となります。
しかし、自力で法的に有効な証拠を手に入れるのは難しいのが実情です。

探偵による調査法

尾行や張り込み・聞き込み・デジタル調査により、ホテルや特定の場所への出入りを記録し、不貞行為の事実を明らかにします。
浮気相手の特定・身辺調査も行い、離婚協議や慰謝料請求に有効な証拠や情報を確保します。

家庭内暴力

家庭内での身体的暴力(DV)や精神的虐待(モラハラ)は、被害者の心身を長期的に傷つける重大な問題です。
加害者が家族であるため、外部に相談しにくく、被害が長期間続く傾向があります。
また、証拠が残りづらく、事実の証明に苦戦することもあるでしょう。
周囲が気づかなかったり、説明しても信じてもらえなかったりして、表面化したときにはすでに深刻な状況に陥っているケースも多いです。

探偵による調査法

暴力の現場証拠や加害者の行動記録・被害状況を映像や音声で記録します。
法的に有効な証拠として、裁判や慰謝料請求などの場で使用することができるでしょう。
また、外部との接触状況を確認し、逃げるための安全確保に向けた情報も提供できます。

失踪・音信不通

予告もなく家族が姿を消すケースは、本人の意思による家出のほか、事件や事故・トラブルに巻き込まれた可能性もあります。
失踪から時間がたつにつれ、手がかりや証拠は消えていってしまうため、迅速な調査が求められます。
安否が確認できるまでの不安や焦りは計り知れず、精神的な負担が非常に大きい問題です。

探偵による調査法

最後の目撃情報や交友関係の確認・立ち寄り先への聞き込み・持ち物や部屋の状態の調査・自宅や勤務先の防犯カメラ映像などから、足取りを追跡します。
本人の所在や安否を早期に確認し、必要に応じて警察や関係機関との連携も行います。

家族・親族間の確執や不和

価値観や生活スタイルの違い・性格の不一致・過去のできごとなどから、家族や親族間に溝が生まれることがあります。
また、結婚や離婚といった人生の節目では、家族との不仲・離婚後の親権や養育費・財産分与などのトラブルが起きやすいです。
この場合、配偶者だけでなく義理の家族も関わるため、意見の食い違いや立場の違いが衝突を招きやすくなるでしょう。
感情的な対立が長引くと、長期間絶縁状態になったり、子どもや他の家族に悪影響を与えたりすることになりかねません。

探偵による調査法

尾行や張り込み・聞き込み調査を行い、関係者の行動や接触状況、親族同士の裏での会話や愚痴・噂話などのやりとりの様子を調べます。
また、養育費や財産分与といった金銭が絡む対立の場合は、相手方の家族の経歴や交友関係・借金の有無・反社会的勢力との関わりなどの背景調査を行い、不倫や不適切な養育環境の証拠・生活状況の実態などを詳しく調べます。
確執や不和の事実を客観的に把握し、解決に向けた判断材料、もしくは家族間のいじめや嫌がらせを明らかにする客観的証拠・親権争いや慰謝料請求などの法的手続きで有利に働く証拠を提供します。

家族間の問題を探偵に依頼するメリット

家族間のトラブルは、当事者同士では感情が先立ち、冷静な事実確認が難しいです。
探偵は第三者として、客観的かつ秘密裏に調査を行い、状況を整理するための確かな証拠を提供します。
ここでは、探偵に依頼することで得られる主なメリットを紹介していきます。

客観的な事実確認ができる

家族の間では、感情や先入観・誤解が事実を見えにくくしてしまいます。
相手が言っていることが本当なのか、誰がどこまで関与しているのかを自力で確認しようとすれば、余計な口論や疑心暗鬼を招きかねません。
探偵は第三者として、行動記録や写真・映像を精密に集め、事実関係を明確にします。
数多くの家族問題を扱ってきた経験から、どの情報が解決に直結するのかを見極め、不要な混乱を避けながら報告書にまとめます。
事実を知ることで、落ち着いて次の一歩を考えることができるでしょう。

家族に知られず秘密裏に調査できる

身内の問題はとてもデリケートで、直接聞いたり、あからさまに調べたりすると関係が壊れる可能性もあります。
探偵は、尾行や張り込み・聞き込みを熟練の技術で行い、調査対象者や周囲に気づかれずに証拠や情報を収集します。
豊富な経験と高度な調査技術・特殊機材を持つ探偵だからこそできる調査です。

感情的対立を避けられる

家族間の話し合いは、感情が先行してしまうため、冷静な議論ができないケースが多いです。
直接問い詰めれば、相手は反発したり防御的になったりして、事態はさらにこじれていきます。
探偵が間に入ることで、ご依頼者は直接相手と対峙する必要がなくなり、冷静な事実確認が可能になります。
ストレスやプレッシャーといった精神的負担も軽減されるでしょう。

証拠を押さえられる

家族間のトラブルであっても、調停や裁判・親権争い・遺産分割など、法的解決を視野に入れなければならないケースもあります。
そんなとき、口頭の主張や記憶だけでは説得力に欠けるため、言い逃れされたり、反対に名誉棄損などで訴えられたりする可能性も否めません。
探偵は、写真や映像・時系列を整理した行動記録など、法的に有効な形で証拠を収集します。
調査終了時にお渡しする「調査結果報告書」は、弁護士がそのまま裁判資料として使用できる水準で作成します。

法的サポートが受けられる

調査で得られた証拠をどう活用したらいいかわからない……という方も少なくありません。
また、相手方に証拠を見せて話し合いをしたものの、思うような解決につながらず、途方に暮れてしまう人も多いです。
当事務所では、必要に応じて提携弁護士や司法書士と連携し、証拠提出から交渉・裁判まで一貫してサポートします。
調査結果を最大限に活かし、より有利な解決を目指すことができます。

当事務所に寄せられた実際の相談事例

当事務所には、複雑な家族間の問題で悩み、どう動けばいいかわからず悩んでいる方からのご相談が数多く寄せられています。
ここでは、そのなかからいくつか相談事例を紹介し、探偵がどのように問題解決へ導いたのかをお伝えします。

CASE1:父の通帳残高が急に減っていておかしい(50代男性)

相談内容

「同居している父の通帳残高がここ数ヵ月で急に減っているんです。父は年金暮らしで、大きな買い物をするような人でもありません。何に使っているのか聞いても『自分のことだ』と怒ってしまい、会話になりません。もしかしたら、誰かに騙されているのかもしれません。家族内のことなので大ごとにはしたくないのですが、心配でたまらないので調べてほしいです。」

調査結果とその後

はじめに調査対象者の行動調査を開始。平日の午前中、最寄り駅周辺で複数回、同じ男性と接触していることを確認した。接触後にはATMで高額な現金を引き出し、男性に手渡している様子を映像で記録。追加調査の結果、その男性は未登録の高利貸しであり、お父さまはご依頼者に内緒で借金を返済していたことが判明した。

証拠映像とともに経緯を説明したところ、ご依頼者は弁護士を通じて違法業者との関係を解消。ご家族で生活管理を見直すきっかけとなった。

CASE2:義姉の母への接し方が気になる(40代男性)

相談事例

「母と実家で同居している義姉(私の兄の嫁です)の母への接し方が気になります。母が話しかけても無視し、食事を用意しなかったり、薬の管理が雑になっているようです。何度か義姉に話をしたいと伝えましたが、逆に怒鳴られてしまい、詳しく状況を知ることができません。母の様子を聞こうと電話をしても出ないことが多く、実家を訪れてみても「忙しい」の一点張り。母に直接会いに行こうとしても、義姉が何かと理由をつけて拒みます。もしかしたら私が負担している介護の費用も、義姉が使い込んでいるかもしれません。母はもう80歳近いので、虐待や介護の放棄のようなことが起きていないか心配です。」

調査結果とその後

調査では、お母さまの自宅に数日間にわたり張り込みを実施。お母さまの外出頻度や食事の様子・服薬状況を観察した結果、食事は不規則、服薬が漏れている日も確認された。お母さまは長時間一人で過ごすことが多く、身体的なケアが十分に行われていない状況が映像と報告書で明確になった。また調査対象者である義姉の態度についても、近隣住民への聞き込みから、不適切な言動が複数報告されており、虐待の疑いが強まった。ご依頼者が介護費用を送金した翌日に高価な買い物をしていることも判明し、介護費用に手を付けていることもわかった。ご依頼者には詳細を報告し、福祉サービスの導入と法的措置を検討するよう助言。以降、お母さまの生活環境は改善に向かい、ご家族内での話し合いも進んでいるとのこと。

CASE3:親族からの嫌がらせで精神的に追い詰められている(30代女性)

相談事例

「父の相続をきっかけに、叔父とその家族から執拗な嫌がらせを受けています。最初は電話での文句程度でしたが、最近は私の勤務先にまで電話をかけてきて、根も葉もない噂を流すようになりました。郵便受けに嫌がらせの手紙が入っていることもあり、毎日怯えて暮らしています。警察に相談しても『証拠がないと動けない』と言われ、このままでは仕事も生活も壊れてしまいそうで不安です。」

調査結果とその後

ご依頼者宅と勤務先周辺での張り込みをし、嫌がらせ行為の現場を押さえることに注力。複数日間の調査で、叔父の配偶者がご依頼者宅付近に現れ、郵便受けに封筒を投函したり、勤務先近くでご依頼者の同僚に声をかけ、虚偽の情報を吹き込んだりする場面を高画質映像で記録した。さらに、嫌がらせ電話については通話記録や録音を取得し、特定の固定電話番号からの発信であることを確認した。これらの証拠をもとに、ご依頼者は弁護士を通じて内容証明郵便を送り、接触禁止と名誉毀損の警告を実施。その後、嫌がらせは完全に収まり、ご依頼者は安心して生活できる環境を取り戻された。

家族間のトラブルで悩んでいるなら当事務所にご相談ください!

家族間のトラブルは複雑で、感情も絡み合うため自力での解決は非常に難しいものです。
そんな時は、豊富な経験と確かな調査力を持つ探偵に相談することで、客観的な事実を明らかにし、冷静な判断材料を手に入れられます。
秘密裏に調査を進められるため、関係悪化を避けつつ問題に向き合うことが可能です。
また、得られた証拠は法的手続きにも活用できるため、安心して解決を目指せます。
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