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フードを被った怪しい男性の後ろ姿

どこからがつきまとい?ストーカー行為に悩んだときの対処法

概要 / overview
「誰かに見られているような気がする……」
「一日に何度も電話が鳴る……」

不安に怯える毎日を送りながらも、誰にも相談できずにいる方も少なくありません。

つきまといは立派な犯罪行為であり、放っておくと命の危険につながるケースもあります。

この記事では、「つきまとい行為の定義」や「被害に遭ったときの対処法」「探偵の調査方法」まで詳しく解説していきます。
目次

つきまとい行為の定義とは?

つきまといや嫌がらせを受けていても、「気のせいかもしれない」「大げさだと思われるかもしれない」「勘違いだったら恥ずかしい」と声をあげることをためらってしまう人もいます。
しかし、あなたが不安や恐怖を感じているなら、それはすでに危険なサインです。
ここから「つきまといの定義」や「関連する法律」について詳しく見ていきましょう。

つきまとい行為をするのはストーカー?

ストーカーは、恋愛感情・その他の好意の感情・または好意の感情が満たされなかったことに対する怨念の感情を満たすために、特定の人やその家族などに、つきまといなどの迷惑行為をする人のことを言います。
ストーカーは、異常な執着心を持ち、相手を支配しようとするのが特徴。
歯止めが効かず、行動がエスカレートしていくケースが多く、身体に危険が及ぶ凶悪犯罪に発展する恐れもあります。
被害が小さいうちに適切な対処をすることが大切です。

迷惑防止条例

迷惑防止条例は、つきまとい・盗撮・のぞき・痴漢などの迷惑行為を取り締まるための地方自治体の条例です。
各都道府県が独自に定めており、法律ではカバーしきれない日常の迷惑行為を抑止・処罰することを目的としています。
迷惑防止条例の主な対象行為は、以下のとおり。

  • つきまとい、待ち伏せ
  • 盗撮、のぞき
  • 痴漢行為
  • 卑猥な言動
  • 悪質なつきまといやしつこい連絡

つきまといに該当すると認定された場合、多くの自治体で「6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金」が定められており、悪質な場合や再犯ではより重い処罰が科されることもあります。
迷惑防止条例は、一時的・偶発的な行為も処罰の対象となるのが特徴で、ストーカー規制法に該当しない場合でも、迷惑防止条例で取り締まれるケースがあります。

ストーカー規制法

ストーカー規制法(ストーカー行為等の規制等に関する法律)は、つきまといや執拗な接触などに対して、警察が警告や命令を出すことを可能にし、重大な被害を未然に防ぐための法律です。
ストーカー行為に該当すると認定された場合には、1年以下の懲役または100万円以下の罰金という刑事罰が科され、前科がつく可能性があります。
「ただのしつこい好意」では済まされない、れっきとした犯罪なのです。

ストーカー規制法で禁止されている行為

ストーカー規制法では、「つきまとい等または位置情報無承諾取得等」の行為および「ストーカー行為」の二つの行為を規制しています。
「つきまとい等または位置情報無承諾取得等」として定められる行為は下記のとおり。

  • つきまとい、待ち伏せ、押しかけ、うろつきなど
  • 監視を告げる
  • 面会や交際を要求する
  • 乱暴な言動がある
  • 無言電話、拒否後の連続した電話、ファクシミリ、電子メール、SNSを繰り返し送る
  • 汚物などを送る
  • 名誉を傷つける
  • 性的羞恥心を侵害する
  • GPS機器等を用いて位置情報を取得する
  • GPS機器を取り付ける

代表的なものには、つきまといや待ち伏せ・住居や職場への押しかけ・周辺のうろつきといった物理的接近行為があり、「好き」「会いたい」といった言動も規制の対象となり得ます。
上記のような行為を繰り返し行うことを「ストーカー行為」と言います。

ストーカー規制法以外に問われ得る法的責任

ストーカー行為は、ストーカー規制法だけで裁かれるとは限りません。
行為の内容や程度によっては、他の法律によっても処罰されることがあります。

名誉棄損…誹謗中傷によって名誉を傷つけた場合
脅迫罪…恐怖を与えるような言葉で脅した場合
暴行罪・傷害罪…接触の際に暴力をふるった場合
不正アクセス禁止法…SNSのアカウントを乗っ取った場合、パスワードを不正入手した場合など

ストーカー行為は、複数の法律にまたがる重大な犯罪です。
証拠をしっかり集めることで、法的責任を追及することができます。

どこからがつきまとい?

どこからがつきまとい行為にあたるのか、判断に迷ってしまう人は少なくありません。
「つきまとい」かどうか判断する基準を紹介するので、チェックしてみましょう。

恐怖を感じている

つきまとい行為の判断で重視されるのは、被害者が恐怖を感じているかどうかです。
たとえ加害者に悪意がなかったとしても、受け手が不安に関していれば問題になります。
「つけられている気がする」「家の前で誰かが待っている」といった状況は、危険な状況と言えるでしょう。
精神的に追い詰められているなら、すでに行為はストーカーの域に達している可能性が高いです。
できるだけ早く専門機関に相談しましょう。

何度も繰り返されている

一度きりの接触ではなく、行為が繰り返されているかどうかも重要なポイント。
「無視しても何度も連絡がくる」「一方的に何度も会いに来る」など、何度もつきまといなどの行為が繰り返される場合は、ストーカー行為と思っていいでしょう。
行動がエスカレートしていく可能性もあるので、注意が必要です。

拒否を無視している

明確に拒否の意思を示しているにもかかわらず、それを無視して接触を続ける行為は違法となる可能性が高いです。
「会いに来ないでください」「連絡しないでください」と伝えても接触が続く場合、法的なストーカー行為に該当します。
加害者が一方的に「好かれている」「まだ関係がある」と思い込んでいるケースも少なくありません。
明確な拒否をしたことを証拠として残しておくようにしましょう。

つきまとい行為を受けたときの対処法

つきまとい行為を受けているように感じたとき、どう対応すればいいか戸惑う方も多いです。
不安や恐怖でいてもたってもいられなくなるかもしれませんが、まずは落ち着いて状況を整理し、一つひとつできることから行動していきましょう。
無理せず、周囲に頼りながら、進めていってくださいね。

証拠を集める

警察に相談したり、法的措置をとったりする際には、客観的な証拠が必要となります。
証拠があれば、警察や関係機関も状況を把握しやすく、対応をスムーズに進めることができます。
しかるべき罰を与えるためにも、できる限り、証拠を集めるようにしておきましょう。
次のような記録を保存しておくと役に立ちます。

  • 連絡のスクリーンショット
  • 留守番電話の音声
  • プレゼント
  • ストーカーを映した防犯カメラ映像
  • ストーカーを映したドライブレコーダーの映像
  • ストーカー被害の記録(日時・場所・状況・そのときの気持ちなど)

しかし、被害の記録を残しておくのは、精神的につらいものがあるかもしれません。
「ひとりでは難しい」「怖くて動けない」「どうしたらいいかわからない」という場合は、探偵などのプロに依頼するのもひとつの方法です。

一人行動を避ける

外出時や帰宅時など、ひとりで行動するのは極力避けるようにしましょう。
特に同じルートでの帰宅は、ストーカーに狙われやすく危険です。
可能であれば、同僚や友人・家族に付き添ってもらい、行動パターンを読まれないよう、帰宅手段や帰宅導線もこまめに変えましょう。

警察に相談する

「大げさかもしれない」「まだ大丈夫」と思っても、少しでも不安や恐怖を感じているなら交番や警察署に行き、相談しましょう。
繰り返しの接触や不審な行動があれば、それは立派な相談対象になります。
警察は被害者からの届出や相談内容をもとに、加害者に対して「つきまとい等の中止」を警告、警告を無視した場合は都道府県公安委員会が「禁止命令」を出します。
禁止命令に違反すると刑事罰の対象となり、明らかに悪質で危険な行動が続いた場合、警察は加害者を逮捕することができます。
「相手を逆上させるかもしれない」と不安になる被害者も多いですが、大きなトラブルに発展する前に、加害者を遠ざけられるケースも多いです。
信頼できる人に付き添ってもらうと、安心して相談できるでしょう。

防犯グッズを身につける

万が一の危険に備え、携帯できる防犯グッズを持ち歩きましょう。
音や光で周囲に異変を知らせるものや、位置情報を共有できる機器など、アイテムは多岐にわたります。
以下のような防犯グッズを日常生活のなかに取り入れてみましょう。

  • 防犯ブザー
  • GPS付きスマートタグ
  • 催涙スプレー
  • 防犯アラーム付きライト
  • ドア用防犯補助ロック

警察に相談に行き、手続きをすることで、防犯グッズを借りることもできます。
どういったものがいいかわからない場合には、交番や警察署に問い合わせてみましょう。

探偵に依頼する

探偵は、ストーカーの身元調査や行動記録・証拠の収集といった専門的な対応が可能です。
被害者が直接行動せず済むため、危険やリスクだけでなく、精神的負担を減らすことができます。
警察が動きにくい段階でも、探偵の調査結果が後押しとなるケースは少なくありません。
「怖いけれど誰にも頼れない」「知人には知られたくない」と感じたら、まずは相談だけでもしてみましょう。

探偵によるつきまとい調査の概要

ここから、当事務所のつきまとい調査について詳しく解説していきます。
「探偵を利用したことがない」「探偵に依頼するのは勇気がいる」「探偵はなにをしてくれるんだろう…」と依頼に戸惑っている方は、ぜひ参考にしてください。

主な調査方法

つきまとい行為は、日常生活に支障をきたす重大な問題です。
警察に相談する際、証拠があれば早期解決が見込めるため、探偵を活用する方も増えています。
以下は、探偵が実際に行うストーカー調査の主な方法です。

事前ヒアリングと状況確認

探偵はまず、ご依頼者から状況を丁寧にヒアリングします。
このヒアリングにより、調査の範囲と重点を明確にし、プランを提案いたします。
ご依頼者にとって安心して話せる環境を整えております。
安心してお話ください。
お伺いする主な内容

  • 被害の内容(つきまとい・無言電話・盗撮・待ち伏せなど)
  • 発生頻度や時間帯
  • 加害者の心当たり
  • 現在の対策状況(警察への相談の有無・防犯カメラの有無など)

張り込み・尾行による実態調査

目撃情報やご依頼者から得た情報をもとに、対象のエリアでの張り込みや尾行を行い、加害者の特定を試みます。
加害者が判明している場合は、接触の様子や行動パターン・被害者への接近状況を継続的に記録していきます。
また、加害者の不審な動きや、ご依頼者の自宅・職場周辺の出没、つきまとい、待ち伏せ、盗撮などの場面を写真や映像に収め、証拠を収集していきます。

証拠収集のアドバイス

つきまといを立証するには、確実な証拠が必要です。
探偵は、ご依頼者の状況に応じ、どのような証拠をどういった方法で残すべきか、具体的にアドバイスします。
ラインやSNS経由の連絡・着信履歴・プレゼント・音声の記録など、警察や弁護士に提出できる形式での証拠収集をサポートいたします。

安全対策のアドバイス

調査を進めるなかで、ご依頼者の生活環境や行動習慣を考慮した安全対策のアドバイスも行っています。
たとえば、通勤ルートの見直し・適切な防犯グッズの提案・外出時の注意点・防犯カメラの設置など、すぐに実行できる対策を提案します。
探偵による調査中にご依頼者が不安にかられないよう、あらゆる面からサポートします。
「なにをしたらいいかわからない」と悩んでいる方にも、寄り添いながら支援を行うので、ご安心ください。

加害者の身元調査

加害者の身元が不明な場合は、張り込みや尾行・聞き込み・SNSのアカウント調査・インターネット調査などを駆使し、加害者の氏名や住所・勤務先などを特定します。
加害者の身元情報がわかれば、警察が迅速な対応をしてくれる可能性が高まります。
探偵ならではの専門技術で、慎重かつ確実な調査を行います。

調査報告書の作成

調査の結果は、写真・映像・報告書としてわかりやすくまとめ、ご依頼者にお渡しします。
この報告書は、警察や弁護士・裁判所に提出できる正式な資料です。
日時・場所・加害者の行動などが客観的に記録されており、法的な場において高く評価される傾向があります。
調査内容や報告書の形式は、ご依頼者の目的に合わせて柔軟に対応可能です。

関係機関との連携

必要に応じて、警察・弁護士・自治体の相談窓口などと連携を取ることもあります。
ご依頼者にご要望を伺いながら、警察への被害届提出の補助や弁護士の紹介など、適切な対応をしていきます。
探偵だけでは対応が難しい場面でも、他機関と連携することで早期対応・早期解決が期待できます。
ご依頼者が孤立せず、安心して次の行動に進めるようサポートいたします。

当事務所に寄せられた相談事例

つきまとい被害は、性別や年齢に関係なく、誰にでも起こり得ます。
当事務所にも日々、さまざまな不安や恐怖を抱えた方からご相談をいただいています。
ここでは、実際に寄せられた事例を紹介していきます。
同じような悩みをお持ちの方は、ひとりで抱え込まず、ぜひご相談ください。

CASE1:同じ通勤電車で毎日視線を感じる(30代女性)

ご相談内容:
毎日同じ電車に乗ってくる見知らぬ男性から強い視線を感じ、不安になった。ある日から家の近くでも姿を見かけるようになり、恐怖を感じるようになった。
調査結果とその後:
駅から自宅までの経路に張り込みを行ったところ、対象と思われる男性が尾行している様子を複数回確認。顔写真や行動記録を報告書にまとめ、警察へ提出。警察の指導と警告が入り、加害者はストーカー行為をやめた。
ご依頼者は、今でも不安に思うことはあるものの、電車に乗れるようになったそうです。

CASE2:元交際相手からの執拗な連絡(40代男性)

ご相談内容:
SNSで今の恋人との婚約を報告したところ、以前おつきあいしていた女性から、「私のほうが愛している」「騙されている」「ずっと待ってる」などのLINEやSNSのDM・留守電が一日に何十件もくるようになりました。ブロックしても別アカウントから再度連絡があり、ついには婚約者にもしつこくつきまとい、嫌がらせするように……。本当に困っています。
調査結果とその後:
調査により、相手が日常的にご依頼者や婚約者様の自宅や職場付近をうろついていたことや、ごみを散らかすなどの嫌がらせ行為をしていたことが判明。張り込み・尾行により行動を記録し、証拠として写真や映像におさめた。
ご依頼者は、当事務所が紹介した弁護士と連携し、警察への相談と同時に接近禁止命令の申し立て・損害賠償請求を行うことを決意されました。

CASE3:マッチングアプリで知り合った男性からのつきまとい(20代女性)

ご相談内容:
マッチングアプリで出会い、ラインでやりとりをして数回会った男性がいるんですけど、彼氏ができたことがきっかけで連絡をやめたら、しつこく電話がくるようになりました。はっきり彼氏ができたからやめてほしいと伝えたのに、一向にやめてくれません。SNSに知らないアカウントからコメントがくるようになったり、職場にも無言電話がかかってくるようになったりして、本当に怖いです。
調査結果とその後:
事前ヒアリングから加害男性の行動パターンを分析し、ご依頼者の自宅付近に現れる男を張り込みで確認。さらに、SNSで使われていた文体や過去の投稿履歴から、匿名アカウントの身元を特定。証拠を元に警察に相談し、禁止命令が出されたことでストーカー行為は終息。ご依頼者は、「誰にも相談できずに不安だった、本当にありがとうございました」とご連絡をいただきました。
このように、当事務所ではご依頼者一人ひとりの不安に寄り添いながら、丁寧に事実を確認し、必要に応じて関係機関と連携して解決を目指します。
どんな些細なことでも、お気軽にご相談ください。

探偵に依頼したほうがいいケース

つきまといに悩んでいても、どのタイミングで探偵に相談するべきかわからず、対応が遅れてしまう方も少なくありません。
以下のような状況に当てはまる場合は、早めに専門家に相談し、サポートを得ましょう。

法的措置を考えているとき

ストーカー行為に対して、「接触禁止命令」「損害賠償請求」「刑事告訴」といった法的措置を検討している場合、客観的な証拠の有無が大きな鍵となります。
探偵は、つきまといやストーカー行為の決定的な証拠を集め、裁判や警察への提出が可能な調査報告書を作成します。
被害の継続性や悪質性を示すためにも、調査のプロに依頼することが有効です。
弁護士や警察との連携もスムーズに進むでしょう。

相手の行動がエスカレートしているとき

頻繁な連絡から始まり、自宅や職場への出没・無言電話・嫌がらせ行為・家族や友人に対するつきまといなどに発展している場合は、プロの力を借りましょう。
被害者自身が直接対処しようとすると、危険を伴う可能性があります。
また、ご自身だけでなく、周囲の人が危害を加えられてしまう可能性もゼロではありません。
行動がエスカレートしているように感じたら、できるだけ早めにプロに相談し、安全対策および証拠収集を始めましょう。

証拠といえるものがないとき

「なんとなく怖い」「誰かに見られている気がする」と感じていても、証拠がなければ第三者に状況を理解してもらうのは困難です。
探偵は、張り込みや尾行などの手法を用い、加害者の特定や行動の記録を行い、有効な証拠を集めます。
被害をこれ以上広げないためにも、調査のプロに頼りましょう。

警察が動いてくれないとき

「警察に相談したが動いてくれなかった」というケースは少なくありません。
つきまといを取り締まるには、明確な証拠や行為の継続性が必要とされるからです。
探偵は、警察が動くために必要な情報や証拠を整理します。
証拠が揃えば、再度の相談や法的手続きにも有利に働くでしょう。

つきまとい行為に苦しんでいるなら当事務所にご相談ください!

ひとりで悩み続けることは、心身に大きな負担をかけます。
誰にも言えずに抱え込んでしまう前に、まずは専門家に相談してみませんか?
当事務所では、つきまといやストーカー被害に関する無料相談・無料見積もりを承っております。
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